北米・欧州向けNVO取扱量増加 DAILY CARGO電子版
2024/04/19
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株式会社 ジャパンロジスティックス
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北米・欧州向けNVO取扱量2.5倍
ジャパンロジスティックス(JALOX、本社=大阪市中央区、井上然元代表取締役社長)の2023年度のNVOCC取扱量は前年度比2割増の約1万5000TEUと好調だった。基幹航路の日中間サービスを主軸に遠洋航路の強化にも注力し、北米・欧州向けの取扱量は前年度比で2.5倍となるなど大幅増となった。さらなるサービス拡充に向け、年度内を目途に北米で拠点を開設する計画で、米ロサンゼルスかカナダ・トロントを候補地としている。
23年度にNVOCC事業全体を管轄する部署を拡充して社内基盤を強化したほか、海外代理店との新規契約を推進し、米国2社、カナダ1社、欧州1社、ニュージーランド1社との連携を新たに開始。提供可能なサービスを拡大し、業績の好調に寄与した。また、得意とするオーバーゲージ貨物の取り扱いについても改めて重要営業戦略として設定し、受注の増加につなげたとしている。
24年度は引き続き北米・欧州向けを強化していく。北米方面の現地統括としてロサンゼルスかトロントに拠点を開設する計画で、11月の米大統領選挙の結果なども考慮しつつ最終候補地を決定する。米国に加え、カナダを候補地とした理由について、井上社長は「当社は他にないサービスに注力することで、差別化を図ってきた。競業先が少ないカナダ向けサービスを強化することで、当社の特徴として前面に出していきたい」と話した。中国、タイに続く第3の海外拠点を設立し、事業における国際輸送の比率の増加を図る。